ハンド・リハビリテーション・システム ・ ウォークエイド®紹介

機能的電気刺激とは何か?

機能的電気刺激とは、脳卒中や脊椎損傷などにより損なわれた運動機能に対し、電気刺激を用いて各々の麻痺筋を収縮させ、目的動作を再建する先端医療(Akita J Med 36:1-7,2009機能的電気刺激(FES)の現状と将来展望*)であるとされています。

「脳卒中治療ガイドライン2015」(編集:日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン委員会)においては、中度等の麻痺例では運動にトリガーされる電気刺激により、特に手関節伸展筋の筋力増強、上肢の運動障害が見られるとされています。また足の麻痺においても下垂足のある症例には機能的電気刺激が勧められると記載されています。

機能的電気刺激が従来の電気刺激法と異なる点は、獲得させたい実際の同左(手で物を掴む、歩行等)の中で、電気刺激を通して筋収縮を引き起こし、同左の遂行をサポートする事が可能となる点にあります。

​この効果を通して患者さんの動作の再建を目指していきます。

ハンド・リハビリテーション・システムNESS H200®を導入しています。

中枢神経障害による手の運動麻痺に対して使用する治療装置です。

​患者さんの機能障害の程度に合わせ、電気刺激量を調整し、主に手指の運動機能の回復を目指します。

ウォークエイド®、フットドロップ・システムNESS L300™ を導入しています

中枢神経障害による足の運動麻痺に対して使用する治療装置です。

​主として歩行訓練に際に装着し、足首の運動をサポートし、歩行の再建図る目的で使用します。これに加え当院では、足関節の可動域訓練との併用や、各種筋力トレーニングと併用していく事での相乗効果を期待し使用をしております。現在その効果の検証を実施しております。

機能的電気刺激装置の対応となる患者さん
  • 脳卒中や脊椎損傷による運動麻痺を呈した患者さん

  • 脳卒中や脊椎損傷による関節の拘縮・強張りを呈した患者さん

  • 手術、末梢神経損傷等で局所的な筋力低下を来たした患者さん(現在検証段階)

患者さんの声

  • 歩くときに、足が床に引っかかる感じがなくなる。

  • 足の事は電気刺激に任せられるから、他の身体の場所に注意を向けられる。

  • ​手が動くという実感が得られやすくなった。

機能的電気刺激装置の導入の効果

患者さんの最大限の機能回復を図るべく、実際の治療効果の証明(臨床研究)を行いつつ、また同時に適応疾患の拡大の可能性も模索しながら、日々のリハビリテーション治療に取組んでおります。

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