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  • 執筆者の写真リハ 盛岡友愛

岩手日報社「新トレ」を受講しました。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の10人が岩手日報社主催「新トレ(新聞トレーニング)」を受講しました。


リハビリは医療の中でも特に人対人で向き合う分野です。技術や知識のみならず幅広い人間性を養ってほしいと考え、新トレを人材育成プログラムに取り入れました。新聞から得た情報が医療人としての知識や人間性を肉付けしてくれるでしょう。


●第1回講座「速読の技を手ほどき」

岩手日報都南センターの大志田雅彦社長が記事の構成や速読の技を解説。大志田社長は「気になる記事の前文を読むだけでもいい。切り抜いて時間のあるときに全文を読むのも手だ」と忙しい社会人の新聞との付き合い方を助言した。

受講者は、新聞記事が重要な要素から順番に書かれた「逆三角形型」であることを学び、5分間で朝刊紙面をどれくらい読めるかに挑戦した。


●第2回講座「要約で読解力・表現力」

日本新聞協会NIEコーディネーターの関口修司さんを講師に招き、記事中のキーワードを見つけ要約するこつを身につけた。受講者は「超未熟児の男児が退院」との記事をテキストに、重要だと思う言葉を抜き出して発表した。

関口さんは学校現場での新聞活用の経験から「要約を習慣化することで、文章を読み取る力と分かりやすく伝える力が向上する」と呼び掛けた。


●第3回講座「レイアウト術を伝授」

岩手日報社編集局整理部の阿部知彦第二部長が、紙面の構成や記事の配置について講演した。阿部部長は「限られた紙面でどのニュースを大きく扱うか価値判断している」と仕事内容を紹介。

「テレビやネットと違い、ニュースの大小が一目で分かる」と新聞の特長を説いた。

受講者は、学会発表ポスターに新聞制作の手法を取り入れる提案を受け視覚的効果を実感した。


●第4回講座「学びを形にマイ新聞」

最終回は1カ月間読んだ記事から2~3本選んで組み合わせ、オリジナル新聞を制作。リード文や見出しの付け方、レイアウトの手法を生かし「マイ新聞」を完成させた。

受講者はニュースのポイントを押さえ、記事の要約や見出しを用紙に書き込んだ。紙面に合わせ写真をトリミングしたり、ニュース価値に応じて記事の配置を考えるなど学んだ成果を形にした。


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